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ランスシリーズ~神 ルドラサウム編~

ルドラサウムは、大陸を創ったこの世界の創造神。その巨大な身体は無数の魂の集合体。大陸にいるほとんどの生物は彼の一部で、ルドラサウムがいるから、ランス達が存在する。


ルドラサウムはまず何もない宇宙空間に、大陸と自分の分体ともいえる三超神を創った。大陸を創っただけでは寂しく退屈なので、自らの生命力の一部を千切って生物を作り、その生命力の輪廻のシステムとして神や鬼なども作成した(実質的な担当は分身体の三超神)。創造神とは呼ばれているが、以後の世界の作成や管理は、三超神やそれ以下の神が行っており、ルドラサウムはあくまで見物しているだけである。
ムシ、サカナなど魂の無い生き物の創造には携わっていない。しかしムシ、サカナは聖獣の老廃物から生まれた生き物なので、間接的には関わっているとも言える。
またこの世界における魂とは、あくまでルドラサウム由来の生命力の事なので、知性や心の発生とは関係していない。
人間界には、古代の宗教の神様として登場。しかし他の宗教のように、きちんとした教えがあるわけではなく、古文書等に登場するその偉大な存在を、人間が勝手に崇めていただけ。実際、その古文書は世界が作られていった様を書いた創世記だが、あまりにも荒唐無稽で今では誰も信じている者はいないというほど。
ランス6では、ゼスの地下墓地に「すべての魂はルドラサウムに還り、再びこの世に帰ってくる」と書かれたプレートがある。
外見 †

全長2kmを超える巨体は、その全てが膨大な生命力(=魂)の塊であり、生きとし生ける者の魂の循環システムの出発点にして終着点たる超機関。この世界の全て。
巨大な白いくじらに酷似した姿を持ち、片側三枚ずつの胸びれは、それぞれが12枚の翼からなり計72翼(ラフ画集より。織音は形を変えたがっているが、今ひとついい案が浮かばず、アクセクしているらしい)。
能力 †

近づくだけで、並の人間は立っていられなくほど、気持ちの悪くなる空気をはなっている。さらに近づくと、雷に撃たれたかの様に身がすくんでしまう。戦うにも、ほとんどの兵士がびびって動けない。なんとか戦えるのは将軍クラスだけだが、実際に戦ってしまうと一撃でゲームオーバーとなる。
ランスの必殺技『超スーパー鬼畜アターーック!!』を喰らっても、蚊に刺された程度にしか感じない。
性格 †

性格、言動こそ子供じみているが、苦しみ、憎しみ、哀しみ等の負の感情を心地よく思い、それを生む死や破壊を好み、悲劇と混乱の観賞をこの上ない愉悦とする歪んだ精神の持ち主。ランスの舞台となる大陸は、この存在が自らの娯楽の為に創造した劇場のような物である。大陸の生き物たちは彼曰く「ドラマチック」になるように野蛮に作られており、そのちっちゃな生き物がお互いの様々な思惑から殺し合いをする光景を眺めては、自らが浮かぶ大陸中央の大空洞にて、口調に似合わぬ太くゆったりとした声で感想を響かせている。
過去、永遠に続く争いを求めるルドラサウムの意を知らず、魔王を倒して平和な世界を勝ち取ってしまったドラゴン族は、娯楽の種を潰され憤った彼に飽きられ、差し向けられたエンジェルナイトによって滅ぼされている。
鬼畜王ランスでも、人類が統一され、敵対する魔人勢力を駆逐すると同時に、秩序が産まれ平和になったと早々に判断して世界を滅ぼそうと行動する

こいつベラボウに強いんですよね
まあ神さまですしねえ

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